MAGAZINE
ふるさと図鑑
JR岡山ふるさとおこしプロジェクトが認定した
この場所にしかない「いいもの」を訪ねて、
その背景と魅力をご紹介します。
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犬島
INUJIMA
ふるさと図鑑
2019-06-18
犬島
銅製錬所遺構を保存・再生した美術館みんなでつくる島の風景【1/2】
岡山市唯一の有人島、犬島は石の島として知られる。切り出された犬島石(花崗岩)は遠く仙台の東照宮や、鎌倉の鶴岡八幡宮の鳥居、江戸城や大阪城の石垣に使われ、明治以降は大阪港礎石の切り出し場になるなど全国各地へ運ばれていった。1909(明治42)年に犬島製錬所が創業し、最盛期には島の人口は約5000人にもおよんだといわれる。しかし、銅の価格の大暴落により製錬所は10年で閉鎖。また、1935(昭和10)年には犬ノ島に日本硫黄の工場が建てられ、福島県から多くの従業員が移住したが1967(昭和42)年に閉鎖。翌年、跡地に曽田香料の工場が建ち、従業員を引き継ぎ雇用した。時代に向き合い、いろいろな産業で栄えた犬島だが、現在は約50人が島で暮らしている。静かな時間を過ごしてきた製錬所跡は2008(平成20)年に犬島アートプロジェクト「精錬所」(現「犬島精錬所美術館」)として生まれ変わった。その前年の2007年には、経済産業省により近代化産業遺産への認定もされた。2010年からはトリエンナーレ形式で開催される瀬戸内国際芸術祭の舞台となり、日本はもとより海外からも多くの人々が訪れる現代アートの島として定着しつつある。
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株式会社 島ごころ
ONOMICHI
ふるさと図鑑
2019-04-01
株式会社 島ごころ
島のみんなが笑顔 誇れる瀬戸田レモンを食の文化に
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道のほぼ中間に位置する瀬戸田町。生口島(いくちじま)と高根島(こうねじま)からなる瀬戸田町は、生産量日本一を誇る国産レモンの産地として知られる。「地元の特産品を使ったお菓子で、瀬戸田をもっと誇れる島にしたい」との想いから生まれた洋菓子店「島ごころ」の「瀬戸田レモンケーキ」はレモンの皮を切り分けるところから丁寧に手仕事で作られ、しっとりとして風味豊か。また、製造過程で生み出されるエッセンシャルオイルや蒸留水などを利用した商品も展開するなど、レモンの余すところのない活用法を実践、地域への貢献につなげている。
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備前長船刀剣博物館
OSAFUNE
ふるさと図鑑
2019-03-18
備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館
世界中から刀剣ファンが訪れる、日本刀の聖地
瀬戸内市の長船地域を中心とした地域は、古くは備前国の一部。備前国では平安時代末期から刀づくりが行なわれ、現在にいたるまで数多の刀匠が出現している。国宝の刀111口(ふり)のうち、47口が備前国の刀であることからも、日本刀の一大生産地であることがわかるだろう。この長船の地にある『備前長船刀剣博物館』は日本刀の専門博物館として、備前刀を中心とした刀剣類を展示。時にサブカルチャーとのコラボレーション展示を行なうなど、日本国内だけでなく世界各国から幅広い刀剣ファンの訪れる地となっている。
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倉敷ガラス
KURASHIKI
ふるさと図鑑
2019-02-27
倉敷ガラス
ぬくもりが伝わってくる暮らしに馴染む吹きガラス
「倉敷ガラス」の始まりは昭和39(1964)年。輸出用のクリスマスツリー飾りとしてガラス玉を作っていた小谷眞三(しんぞう)さんが、倉敷民藝館の外村吉之介初代館長をはじめ民藝運動の有志と出会い、ガラスコップを作り始めたことがきっかけ。透明で薄い工業ガラスが出回っていた当時、民藝館で見るメキシコのガラスのような厚みのある、親しみの感じられるガラスうつわが切望されていた。現在のように情報が豊富ではない時代、眞三さんは手探りの状態から試行錯誤し、独自の技法でコップを完成。そのコップは外村館長に気に入られ、後に「倉敷ガラス」と命名される。眞三さんと息子の栄次さんが手掛ける品々は、普段の暮らしに馴染み、丈夫で実用的。「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」という民藝の精神を大事に作り続けられている。
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koti brewery(コチブルワリー)
BIZEN
ふるさと図鑑
2019-02-05
koti brewery(コチブルワリー)
寄り添って引き出す、味わい深い自然酵母ビール
岡山県南東部、兵庫県との境に位置する備前市吉永町。澄み切った空気と森に囲まれるこの場所に、ひとつの小さな醸造所がある。岡山県産の小麦をはじめ、材料は環境や体に優しいものを選び、空気中から採取した自然酵母で発酵を行う。少量仕込みで、無ろ過のまま瓶内熟成。ゆるやかに熟成していく風味や香りは複雑で味わい深い。
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USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)
ONOMICHI
ふるさと図鑑
2019-01-09
USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)
カカオ豆の持つ個性を味わうプリミティブなチョコレート
広島県尾道市街の対岸にある周囲約28kmの小さな島、向島(むかいしま)。白い看板を目印に山道をぐるぐる回って辿り着いた場所は「立花自然活用村」。小学校のような建物の2階に「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」のチョコレート工場とカフェが併設されている。カカオ豆の風味を生かすため、使用する材料はカカオ豆と砂糖のみ。海外に足を運んでカカオ豆を仕入れ、焙煎から成形、販売までを自社で一貫して行う。
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株式会社 辻本店
KATSUYAMA
ふるさと図鑑
2018-12-25
株式会社 辻本店
日本酒から広がって食と文化の発信地となる【2/2】
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株式会社 辻本店
KATSUYAMA
ふるさと図鑑
2018-12-21
株式会社 辻本店
鮮やかに生き続ける1804年創業の酒造所。【1/2】
江戸時代、美作勝山藩の城下町として栄えた岡山県真庭市勝山。播磨と出雲の国を結ぶ出雲街道が通り、高瀬舟による旭川水運の拠点だったこの地で、1804(文化元)年、酒造りを始めたのが、辻本店だ。酒造りに適した米と旭川の伏流水、清冷な気候に恵まれ、美作勝山藩主に愛された『御前酒』をはじめ、しぼりまで手作業で行なう純米大吟醸酒、また現代の様式に合った日本酒などの製造を続ける。代表は七代目の辻総一郎さん。杜氏を務めるのは、総一郎さんの姉で、岡山県初の女性杜氏・辻麻衣子さんだ。
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株式会社 丸五
KURASHIKI
ふるさと図鑑
2018-11-06
株式会社 丸五
若い感性と熟練技、地域コラボが生み出す「たびりら」
JR宇野みなと線に乗って岡山を出発。茶屋町駅に近づいたとき見えてくる白い煙突とのこぎり屋根の工場。大正8年に創業した「丸五」の本社工場だ。地下足袋の生産から始まり、安全スニーカーや作業用手袋など働く人の安全と安心を支える老舗メーカー。100年近く作り続けてきた「地下足袋」の新たな可能性を求め、2015年に新感覚シューズ「たびりら」を開発。全国にその魅力を発信している。
