2021年11月/第13回 ふるさとあっ晴れ認定
高梁市
うめぇもん
No.176
佐藤紅商店
吹屋の紅だるま
ピリリと辛い赤色の柚子胡椒
吹屋の「紅」の物語を未来へ
愛くるしい表情のだるまの中に入っているのは赤色の柚子胡椒。地域おこし協力隊として高梁市へ移住した店主が、かつて銅山と紅色の顔料ベンガラで栄えた吹屋地区をイメージして2015年に開発。原料となるトウガラシを自ら栽培し、寒暖差で磨かれた完熟ユズを集めて一つひとつ丁寧に加工している。蓋を開けると広がるユズの香り、一口食べるとピリリと辛いトウガラシが合わさって、料理の美味しさをより一層引き立てる。2020年からは「吹屋ふるさと村・紅辛(べんがら)唐辛子プロジェクト」がスタート。「ベンガラ」改め「紅辛(べにから)い町」として町並みでトウガラシを育て、町のスープカレー店や食堂で消費するという取り組み。歩く楽しみ、食べる楽しみを通じて地域を盛り上げ、吹屋の「紅」の物語を未来へ繋げる活動を展開している。
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